レーズンパン

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ところで昨日は赤いレーズンパンをもぐもぐと食べる汚いおじさんと話をした。
彼はいつまでも赤いレーズンパンを左手から離さないで、まるで違うリズムで思い出したようにもぐもぐとしていた。
ぼくもそのレーズンパンが食べたくなった。
汚いおじさんは僕の伸ばした右手を口汚く打ち付けた。
ぼくは汚いおじさんが嫌いだ。でも話をした。

2006 11 09