さびき
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奥様のご両親のお誘いを受けて魚を釣りに海に。
日曜日ということもあって釣り人でいっぱい。
釣り場を求めて車は走り、餌「アミエビ」とチョコレートのお菓子を買い、偶然、堤防というのでしょうか、人の余りいない、海に面した場所を発見したので到着。
釣竿6本と魚を入れておくクーラーとバケツ数個。
ぼくはまったく釣りに関する知識がないので奥様のお父様に仕掛けを作っていただいて、釣り糸には針が6つくらいついていて、その先端に「カゴ」がついています。
「アミエビ」は最初カチカチに凍っていて、海から引き上げた海水と混ぜると程よくバケツの中で解けていき、「カゴ」をそのバケツの中に何回かジャブジャブさせると程よく満杯になって、それをポチョンと水面に落としリールを操作しながら海底に届くくらいまで垂らします。
どうかな、釣れるかなと思っていたのですが、開始早々、奥様にアタリが!
6つある釣り針の一つに、プックリ膨らんだ、とても小さな魚。
どうやら河豚。フグが釣れますかーと気持ちがなんだか暖まります。
数回「さびき」の作業を続けていると海に散らばった「アミエビ」に気がついたのか、魚が釣れ始めます。
奥様のお兄様のお嫁様が達人で、6本の針全て魚がヒットした状態で何度となく上げています。
僕はよくて5匹ぐらい、大体2~3匹だと思うのですが、糸を垂らすと魚がツツいてくる感触が竿から伝わってきて、釣り上げれば魚が必ずヒットしているというフィーバーぶりです。
なんだったら「カゴ」に「アミエビ」を入れなくても、ただ糸を垂らすだけで魚が釣れます。
なんだかすごいなーと糸だけを垂らして釣り上げましたが
何かが間違っていると感じた奥様が
「魚に敬意を表して」
必ず「アミエビ」を入れて糸を垂らす覚悟を決めたので、僕もそれに準ずる事にします。
日が暮れるに従って、風も強くなりだして、いわしやアジがブーンと弧を描いて釣りあがります。
何匹だかわかりませんが、とにかく凄い量の魚が釣れた日曜日だったのです。